テレワークのランチ事情【食事別】費用やメリット、出社時比較、負担を軽くする方法は?

ここ数年、働き方改革や、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、テレワークやリモートワーク(在宅勤務)を導入する企業が増えてきました。

テレワークは在宅で仕事ができるため、従業員にとっては、感染リスクが少ない、時間的余裕が生まれるといったメリットがありますが、その一方で食費や光熱費が嵩む、栄養バランスが崩れるなどの問題点もあります。

中でもテレワークによる食生活の変化により「食費が増えた」という人は多く、ランチ代の節約や自炊に取り組む人が増えています。

そこで今回は、テレワークのランチ事情を徹底調査。テレワーク中のランチ代の平均相場や、節約方法、テレワーク中でも利用できるおすすめの食事補助サービスなどを詳しくご紹介します。

目次

テレワーク中の一般平均のランチ代は?

まずは、テレワーク中のランチ代の平均相場を見てみましょう。

内容によるが相場は200〜1000円前後

テレワーク中のランチ代の平均相場は200円~1,000円前後となっています。

ただし、自宅で作る場合、外で食べる場合、コンビニ弁当を活用する場合など、ランチする場所やメニューによって変わるので、それぞれのランチ代の目安は以下を参考にしてみてください。

・自炊:100~260円
・前日の残り物を活用:0~260円
・コンビニ弁当:400~600円
・冷凍弁当:300~1,000円
・外食:500~1,000円
・買い置き食品(レトルトなど):100~500円

ランチ代をもっとも安く抑えたいなら、前日の残り物を活用するのがおすすめ。

ほぼ出費0でランチが食べられるので、前日の残り物は捨てずに、翌日のお昼ごはんとして上手に活用しましょう。

自炊の場合も、作るメニューや材料によっては十分節約できるので、テレワーク中のランチ代を抑えるなら、前日の残り物活用・自炊がイチ押しです。

手間と栄養にこだわると高額になる

ただし、自炊の場合、手間や栄養にこだわり過ぎるとランチ代が高額になりがちなので、注意が必要です。

例えば、レストランで出てくるような高級メニューを自宅で再現しようとすると、材料一つ一つの価格も高くなりますし、手間や時間、光熱費も嵩みます。

結果として、「自分で作るよりも、外に食べに行ったほうが時間やコストもかからずに済んだ」というケースも多いので、材料費や料理にかかる手間や時間などのバランスをよく考えた上でメニューを決めましょう。

【食事別】テレワークによる食事の特徴

続いて、テレワーク中の食事の特徴を見ていきましょう。

・前日の残り物
・自炊
・買い置き食品
・コンビニ
・冷凍食品

など、食事別に特徴とそれぞれのメリットをご紹介します。

前日の残り物

前日の残り物は、その名の通り、前日の夕飯の残り物などを次の日のランチに回す方法です。

前日の残り物を利用する場合、基本的にランチ代は発生しないので、実質0円でランチが食べられます。

ただし、ランチ用として前日に作り置きする場合は、その分の食材費などがかかるので、少なくとも100~300円の出費が発生します。

ランチ代をなるべく節約するためにも、材料を購入する前に、余っている食材などがないかよく確認しておきましょう。

前日の残り物のメリット

前日の残り物を活用するメリットは、

・ランチ代がほぼかからない
・ご飯を作る手間や時間を省ける
・食材を無駄にせずに済む

など。ただし、前日と同じものを食べることになるので、毎回前日の残り物をランチに回していると、飽きて続かなくなる可能性もあります。

週に3~4日は前日の余りものを活用して、残りは外食や好きなコンビニ弁当を利用するなど、ストレスが溜まらないような工夫を取り入れましょう。

自炊料理

自炊料理は、自分でその日のランチを作る方法です。

作るメニューや、使う材料によって異なりますが、自炊料理にかかる費用の目安は100~300円ほどです。

テレワーク中は時間的なゆとりも割とあるので、テレワークを活用して自炊料理にチャレンジし始めた人も多いのではないでしょうか?

自炊料理は、自分でメニューや食材を選べる分、栄養バランスやコストを調整しやすいのが大きな魅力です。

料理好きな人なら、毎日の自炊も苦にならないでしょう。

自炊料理のメリット

そんな自炊料理のメリットは、

・自分の好きなメニューを食べられる
・節約しやすい
・料理が上手になる
・ランチが充実する

など。自炊を続けているうちに料理も上手くなりますし、レシピの幅も広がるので、料理好きな人には特におすすめです。

買い置き食品

買い置き食品は、レトルトのカレーや缶詰、カップラーメンなどを活用する方法です。

カップラーメンなどであればスーパーなどで100円程度で買えますし、お湯さえ沸かせばすぐに食べられるので、コストや手間がかからない点が大きな魅力です。

ただし、レトルト食品やカップ麺ばかりだと、栄養バランスが崩れやすいので、毎日食べるのはあまりおすすめできません。

栄養バランスが崩れて体調不良を引き起こすと、仕事のパフォーマンスにも悪影響を及ぼすので、野菜サラダやお味噌汁を取り入れるなど、栄養バランスには十分気を付けましょう。

買い置き食品のメリット

買い置き食品のメリットは、

・コストを抑えられる
・準備に手間や時間がかからない
・いつでもすぐに食べられる
・長期保存がしやすい

など。長期保存がしやすいので、週末にまとめて買っておけば、買い物に行く手間なども省けます。

コンビニ・スーパーの弁当

コンビニやスーパーのお弁当は、すでに出来上がった状態で販売されているので、いつでも手軽に食べられるところが魅力です。

最近では、栄養バランスにこだわって作られた健康弁当も多く、400~500円ほどでほとんどのお弁当が買えます。

近くにコンビニやスーパーさえあれば、いつでも好きな時に美味しいお弁当が食べられるので、コンビニやスーパーのお弁当を活用するのもいいでしょう。

コンビニ・スーパーの弁当のメリット

コンビニ・スーパーのお弁当を活用するメリットは、

・いつでも出来上がった状態のお弁当が食べられる
・種類が豊富で選びがいがある
・ワンコインで食べられる弁当が多い

など。ただし、自宅近くにコンビニやスーパーがない場合は利用しにくいので、その点はデメリットと言えます。

冷凍食品の弁当

冷凍弁当は、専用の宅配サービス業者などを利用して、冷凍食品や冷凍弁当を届けてもらう方法です。

料金やメニューはサービス業者によって異なりますが、1食あたり400~1,000円ほどが相場となっています。

宅配サービス業者によっては、ダイエットや健康サポートに特化したメニューを用意していたり、管理栄養士が監修した栄養満点のお弁当を用意していたりと種類も豊富なので、選び甲斐があり、楽しく続けられるところが魅力の一つです。

冷凍食品の弁当のメリット

そんな冷凍食品・冷凍弁当のメリットは、

・買い置きしやすい
・買い物に行く手間や時間を省ける
・栄養バランスのいい食事がとれる

など。他のランチスタイルに比べて費用はかかりますが、栄養バランスの取れた美味しいお弁当がいつでも食べられるところや、買い物に行く手間や時間を省けるところは、冷凍弁当の大きなメリットと言えるでしょう。

テレワーク・出社時のランチ代どっちが安い?

ここまで、テレワーク中の食事の特徴や、ランチ代の相場をご紹介しましたが、結局のところ、テレワークと出社時ではどちらのほうがランチ代は安いのでしょうか?

続いて、テレワークと出社時のランチ代にかかる費用を比べてみました。

テレワーク時のランチ代は減らせる

テレワーク時のランチ代と出社時のランチ代を比較すると、ランチ代そのものは、テレワークのほうが安く抑えられます。

というのもテレワーク中は、自宅で仕事をするのでお昼ご飯に何を食べるか、何を作るかは自由なので、工夫次第でランチ代を0にすることもできるからです。

水道・光熱費はテレワーク時の方が負担増

ただし、その分水道代などの光熱費は、出社時と比べて高くなるのがデメリット。

自宅で昼食を作る場合、水道代・電気代・ガス代といった光熱費がかかるので、光熱費を抑えたい場合は、冷凍弁当やコンビニ・スーパーの弁当を活用するといいでしょう。

福利厚生で社員の食事負担を軽くする方法

ここ数年のテレワーカー・リモートワーカー増加により、在宅勤務の従業員に対して、食事補助サービスを福利厚生として提供する企業も増えてきました。

自宅などオフィス以外の場所で働く従業員に福利厚生として食事補助を提供することで、従業員の食費負担を軽減できるので、テレワーカーの多い企業様には、食事補助サービスの導入がおすすめです。

続いて、福利厚生で従業員の食事負担を軽くする方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

食事補助サービスを導入する

テレワークの従業員に対して食事補助サービスを導入する方法は主に以下の3つです。

・食事券の配布
・お弁当の支給
・宅配弁当の導入

中でも宅配弁当を提供する業者の中には、テレワークやリモートワークの従業員の自宅に直接お弁当を届けてくれるところもあります。

従業員はネットで注文するだけでいいので手間もかからず、栄養満点のおいしいお弁当がいつでも食べられるので、テレワークによる食への不満も解消できるでしょう。

食事補助が福利厚生として認められる条件

ただし、食事補助サービスを福利厚生として導入するには、以下の2つの条件を満たさなければいけません。

・従業員が食費の半分以上を負担すること
・企業側の食費負担額が1人あたり月3,500円以下であること

特に注意が必要なのが現金支給で、食費として現金を支給してしまうと、給与と見なされて、課税対象になるので気を付けましょう。

【筋肉食堂Office】常備型社食がおすすめ

最後に出社時に利用できる、おすすめの食事補助サービスをご紹介します。

社食サービス「筋肉食堂Office」がおすすめ

今回ご紹介するおすすめの食事補助サービスは、高たんぱく・低カロリーの宅食弁当を提供する「筋肉食堂DELL」から、新たに誕生したオフィス向けの社食サービス「筋肉食堂Office」です。

「筋肉食堂Office」では、多様化するワークスタイルに柔軟に対応できるよう、オフィスでご利用いただける、オフィスプランをご用意しており、お弁当の持ち帰りなどテレワーク中の従業員にも栄養満点でおいしいお弁当をお届けします。

また、メニューは全て高タンパク・低カロリーにこだわって作っており、専属の管理栄養士が監修しているので、栄養バランスもPFCバランスも満点。

10種類以上のメニューに加え、ダイエットやバルクアップに特化したメニューなどもご用意しているので、その人の目的に合わせたセットメニューが食べられるところも魅力です。

企業様の負担額も月3万円~と、導入費用やランニングコストも安いので、テレワーク社員の多い企業様は、ぜひ「筋肉食堂Office」の導入を検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は、テレワーク中のランチ代の平均相場や、節約方法、テレワーク中でも利用できるおすすめの食事補助サービスなどを詳しくご紹介しました。

テレワーク中のランチ代を節約しつつ、美味しいご飯を食べたいなら、自炊や冷凍宅配弁当を活用するのがおすすめです。

また、福利厚生の一環としてテレワーカーに食事補助サービスを提供している企業も多いので、自分の会社に社食サービスや食事券配布といったサービスがあれば、こういったサービスも上手に活用してみてください。

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