社食とは?従業員・企業メリットや社食サービス種類・選び方を紹介

社食とは、従業員を対象にした社員食堂のことをいいます。社会人はもちろん、就活生からも求人募集に応募する際の目安のひとつになるほど人気の福利厚生であるため、メリットが多いなら「導入を検討したい」という企業も多いでしょう。

そこでこの記事では、社食を導入するメリットや社食サービスの種類や選び方を詳しくご紹介していきます。

社食におすすめのサービスもピックアップしていますので、これから社食を導入するか検討している人事・経営者の方はぜひご参考ください。

目次

社食とは

社食とは、昼休みや午後の小休憩などに利用できる従業員向けの食堂です。かつては、職場の環境が昼ごはんの調達に困る場合に導入している企業が多くありました。しかし、最近では特色あるメニューを揃えて、従業員の健康管理にも活用されるようになりつつあります。

このような背景のひとつが、メタボリックシンドロームと診断される人の増加です。脳卒中や心臓病などのきっかけとなってしまう内臓脂肪の過度な蓄積を防ぐべく、企業が自社の従業員向けに対策するようになってきたのです。

それにともなって、個人の食事に対する健康志向も上昇中!従業員にも、企業にも、社食の導入には数えきれないほどの魅力的なメリットが見込まれています。

従業員メリット

では、社食を導入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?まずは、従業員側が得られるメリットについて詳しくお伝え.していきましょう。

食費を抑えることができる

社食を導入する際の従業員側のメリットは、食費を抑えられるということです。お昼休憩で飲食店を利用した場合は1回あたり1,000円前後、コンビニを利用した場合は1回あたり600円前後は必要となるでしょう。

どちらの方法を選んでも、ひと月に換算すると、お昼休憩で必要なコストは1万円を超えてしまいます。正社員ではなく、パートタイマーとして働いているのであれば、月1万円を超える持ち出しはかなり厳しい必要経費となってしまうでしょう。

社食なら、1食あたり300~500円くらいで済んでしまいます。仕事のある日の食費にまつわる悩みを和らげることが可能です。

自然と栄養バランスの整った食事が摂れる

仕事のお昼休憩に好きな物を食べて、お腹も心も満たしたいと考える従業員はたくさんいます。しかし、自分の好きな食べ物が栄養バランス満点の食材であるという人はそれほど多くはないでしょう。

食べているにも関わらず、栄養管理が難しく不健康になってしまう人もいるものです。社食なら、経験豊富な栄養士がメニュー作りに携わっていることがほとんどです。そのため、「自然と栄養バランスの整った食事が摂れる」ことも従業員側のメリットであるでしょう。

すぐに食事をすることができる

「すぐに食事をすることができる」ことも、社食を導入した際の従業員側のメリットです。社員食堂がないと、コンビニなど社外に出かける必要が生まれます。その分、休憩時間が減ってしまうため、ゆっくり食べられない不満を抱えがちになってしまうでしょう。

暑い夏や寒い冬であれば、お昼の買い出しもひと苦労です。社食が自社内にあれば、外出してまで食事を調達する負担がなくなります。その分の休憩時間でゆっくり食事を摂ったり、コミュニケーションを楽しんだりと休憩時間の有効活用が可能です。

企業メリット

社食を導入するメリットは、企業側にもたくさんあります。社食を自社のマネジメントに上手く取り入れていくと、想像以上の利益をもたらす可能性もあるのです。

従業員のモチベーション向上・コミュニケーション活性化

社食を導入する企業側のメリットは、「従業員のモチベーション向上・コミュニケーション活性化」です。会社の周辺に飲食店やコンビニが見当たらない、あっても遠すぎて時間がかかるなどの不便な環境は、従業員の働くモチベーションの低下を招きやすくあります。

また、お弁当を用意しなければ職場では食べるものが何もないとなると、準備する時間が精神的な負担にもなりがちです。さらに、社食は食堂に集まる従業員同士のコミュニケーションの場にもなってくれるメリットもあります。

同じ職場で働きながらも、不思議なことにほとんど話したことがない同僚や上司もたくさんいるものです。社食でのコミュニケーションで人間関係が幅広くなることで、売り上げの増加や、人材育成の場にもなることも期待できます。

従業員の健康維持・管理のサポートになる

記事の冒頭でもお伝えしましたが、社食を通して従業員のメタボ対策に取り組んでいる企業は増加傾向にあります。男性では85cm、女性では90cm以上の腹囲はメタボリックシンドロームの診断基準のひとつです。

従業員のメタボを放置することで、頻回な病休を招き、最悪なケースでは復帰不可能になってしまうケースが珍しくないことも。定年まで元気に勤めてもらうために、「従業員の健康維持・管理のサポートになる」ことも社食を導入するメリットになります。

自社のイメージアップ

社食を導入する企業側のメリットには、「自社のイメージアップ」に役立つ面もあります。求人にあたって、人材不足が深刻になりつつある昨今。福利厚生が手厚いと、従業員を大切にできる余裕のある企業だと応募者増加につながるものです。

就活生や転職者に、自社の理念を交えつつ、大きな魅力として社食をアピールできるでしょう。また、特色あるメニューを社食で打ち出すなど、マスコミ取材を受け、認知度のアップに成功している企業も多々あります。

福利厚生として節税効果

企業側からすると、福利厚生を手厚くするとお金がかかって損になってしまうのではないかと不安に感じているケースもあるでしょう。しかし、社食を導入することで「福利厚生として節税効果になる」メリットを得られます。

従業員の食事補助として「ひとり当たり税抜き3,500円までなら非課税で経費計上できる」という条件付きですが、企業側には貴重な節税方法のひとつとなるでしょう。

社食サービスの種類

社食とは、自社で厨房や調理スタッフ、飲食スペースを用意しなければならないといったイメージを抱えている人も多いでしょう。しかし、社食サービスにはさまざま種類があり、選択肢によっては少ないコストでの導入も夢ではありません。

社員食堂

社食サービスの種類には「社員食堂」があります。社員食堂には、次にご紹介する3つの運営パターンがあります。

①栄養士や調理員、清掃員などを自社雇用して運営する直営方式

②別で給食会社を作って、自社の社食に携わる準直営方式

③外部業者に委託して運営する外部委託方式

ちなみに、①の直営方式は多くの企業が導入している社食サービスの種類で、従業員数が多くて利用する人数も見込める場合におすすめです。

置き型・設置型の社食

置き型・設置型の社食とは、オフィス内の自動販売機や保温庫、または冷蔵庫から食べたいお惣菜やパンなどが購入できるシステムです。冷蔵、冷凍とメニューの種類によっては、電子レンジで解凍してからいただきます。

感染症が流行した影響や働き方の多様化もあって、大きく台頭してきた社食サービスの種類です。食堂の営業が不要で休憩時間を限定せず利用可能なため、フレックス制や隔日でリモートワークをしているなど、個々の勤務スケジュールが多彩な企業におすすめです。

デリバリー型社食(お弁当)

デリバリー型の社食は、かつて周囲に飲食店やコンビニの営業が期待できない工業地域などで、多く導入されている種類でした。現在では、デリバリー型社食の数が増え、多様化してきたことから、会社の立地に関係なく人気が高まっています。

調理施設はもちろん、食材を保存する専用の冷蔵庫や保温庫、自動販売機の設置が不要なので、スペースに制限のある企業におすすめです。あたたかいお弁当を職場まで配達してくれたり、職場内へスタッフが対面販売しにきたりしてくれます。

社食サービスの選び方

社食サービスの選び方をもっと具体的に解説していきます。企業にも、従業員にもメリットいっぱいで導入すれば喜ばれる社食サービスとは、いったいどのような種類を選べば実現できるのでしょうか?

導入コスト・ランニングコスト

社食サービスは、「導入コスト・ランニングコスト」に注目することが選び方のひとつです。

・社員食堂であれば設備費用や人件費
・置き型・設置型であれば管理費用
・デリバリー型であれば最低注文数や配達費用など

導入コストやランニングコストが最も高い社食サービスの種類は社員食堂です。置き型やデリバリー型は利用する業者によってコストが異なるため、見積もりをとってみるとよいでしょう。

社食サービスの種類で選ぶ

「社食サービスの種類」で決定することも選び方です。企業としての個性を最も創りやすいのは社員食堂です。直営方式や準直営方式にすれば今までにない新しいスタイルやメニューにもどんどん挑戦していけるでしょう。

置き型・設置型、デリバリー型の社食サービスは業者によって打ち出している魅力が多彩です。サンプルを提供してもらえたり、試食会を開催してもらえたりといった機会もあるため、問い合わせてみると自社にぴったりのサービスが見つかるはずです。

メニューのラインナップ

社食サービスの選び方は、「メニューのラインナップ」も重要な項目です。メニューの種類や内容が充実していないと、飽きてしまい利用者の激減が懸念されます。最悪な場合は、経費と見合わず、導入の廃止も検討しなければならなくなるでしょう。

また、男性の好むメニューと女性の好むメニューには差が見られます。メニュー数の豊富さだけでなく、カロリーや栄養バランス、見た目の彩りなどにニーズがあるのかもチェックしておくとよいでしょう。

従業員のアンケートを実施して総合的に判断

企業側がよかれと思っても、従業員の希望とはかけ離れていて結果的に不人気というのは、社食サービス導入に限らず、あるあるな状況といえるでしょう。そのため、「従業員アンケートを実施して総合的に判断」するのも社食サービスの選び方です。

最終的に多数決になってしまうかもしれませんが、従業員全員で話し合うイベントなどを催せば意義のある取り組みとなります。コミュニケーションや愛社精神が深まるきっかけにもなるでしょう。

置き型社食は筋肉食堂Officeが鉄板

社食の選び方に迷うなら、おしゃれで美味しい置き型社食の「筋肉食堂Office」をぜひ検討してみてください。筋肉食堂Officeは、健康にも美容にも役立つ高たんぱくメニューが人気の宅食サービスを展開する会社です。

・日本代表選手を始めとする多くのアスリートが愛用中
・100種類以上の豊富なメニュー
・味はレストランレベルのクオリティ
・PFCバランス抜群!筋トレ中の方にもおすすめ

玄米は米どころの新潟県佐渡産のコシヒカリ、鶏むね肉はビタミンEが一般より3倍もある国産桜姫など、こだわり食材をふんだんに使用したメニューを一流ホテル出身シェフの手作りで楽しめます。

カラダづくりに必要なP(たんぱく質)、F(脂質)、C(炭水化物)のバランスも考えられているから、ダイエット中や筋トレ中の従業員も大満足できるはず!メリットいっぱいの筋肉食堂DELIの社食で、従業員の健康管理やモチベーションアップを目指していきましょう。

まとめ

社食とは、従業員の健康管理や育成に役立つとともに、企業にとっても認知度や利益を拡大できる魅力的なシステムです。この記事でご紹介した社食のメリット、種類、選び方を参考に、ぜひ導入を進めてみてください。

また、置き型の社食サービスが第一候補ならぜひ筋肉食堂DELIへぜひお問い合わせを!栄養バランスに優れたレストランクオリティの高たんぱくメニューで、美しく健康になれる職場としてアピールしていきましょう。

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